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■学生セキュリティサミット06 「ネットしてますか?」

インターネットが当たり前の僕たちだけど、どう使えばよいのか、何に気を付けたらよいのかを改めて考えてみた。そして、子供たちやシニアにそれをどう伝えたらよいのかを。

▼プロジェクト概要
●日時

2005年7月9日(土) 17:00〜20:30

 
●会場
キャロットタワー 世田谷文化生活情報センター3F
●スタッフ
講師:会田和弘(イーパーツ)
進行:高橋正二郎
記録:谷津浩行
アドバイザー:皿澤さとみ(イーパーツ)、野口照喜(イーパーツ)
 
●主催・共催・後援
主催/

関東学生セキュリティー研究会

    慶応義塾大学、信州大学、大東文化大学、東京電子専門学校、東京電機大学
  共催/ 特定非営利活動法人イーパーツ
     
▼実施内容
●プログラム
□基調講演「インターネットは危険がいっぱい」
  会田和弘(イーパーツ)
 
 「インターネットは便利で様々な可能性を含んでいる。しかし、同時に目には見えないリスクも潜在している。
まず、クレジットカード番号やパスワードのように情報の機密性はどう守るのか、飛行機や電車の運行スケジュールの完全性をどう確保するのか、サーバがDos攻撃で利用停止状態にならないようにするなどが必要である。これらは、企業だけの課題ではなく、パスワードをわかりにくい文字列にしたり定期的に更新するなど、私たちでも配慮しなければならないことである。」
  「このような技術的なものだけではない。2chのようなコミュニティサイトでもトラブルが起こっている。そのようなサイトを忌み嫌うだけでは何の進展もない。プロバイダ責任制限法など法的にも整備されつつある。それらとどう付き合っていくかが重要である。インターネットは非常に大きなデジタル空間である。ここでデジタルであるということに注意しなければならない。情報は無限にコピーされ全世界へ配布され得るのだ。だからこそ、著作権に配慮しなければならない。」
 
 
□ワークショップ

○第一グループ: 子供のインターネットの使い方をどう伝えるか
  子供に対してインターネットの使い方を教えるにはどうしたらいいのか。そのためには、伝える場、教える内容、教える方法、実践の4つのカテゴリーに分けて議論が行われました。
  伝える場としては、家庭や小学校の授業、地域で伝えられると考え、親や地域のボランティア隊が教えていくことが必要なのではないかと考えました。教える内容としては、ネチケットとセキュリティに注目し、自分で責任が負える範囲で行うことや、詐欺等の対処法をレクチャーするなど、具体的な内容を話していきました。インターネットが便利であることと同時に、危険についても同時に教えていく必要を考えました。教えていく方法としては、例えば友達、クラス同士で発表会をするなど、楽しく学べるようにして子供が興味を持てるようにしなければいけないと話しました。最後に実践として、フィルタリング等で悪いことができないようにして、した時に親が教えることや、ちょっとした悪いことをしてみる、させてみることで、経験をつませることも必要だと考えました。

 
 
○第二グループ:ネットコミュニティーの上手な使い方
  インターネットの特性を活かしたネットコミュニティーの使い方として、匿名性、信頼・信憑性、対処法、コミュニケーションツール、ネチケットの5つのキーワードに議論をしました。特にグループ内の関心があった内容は、匿名性とネチケットに関してで、匿名性に関しては匿名性だからできること、できないことをしっかり理解して、情報を出したり、聞いたりしていくことが重要であることを考えました。それからネチケットに関しては、書き込みやメールを書く際には、相手の気持ちを考えるてすることや、インターネットのルールを知って、知るだけではなくそれを守ることが重要だと考えました。
 
 
○第三グループ:セキュリティーをどう教えるか
  まずは実践していくことの必要性が大多数を占めました。その中では、身近にいるパソコンが出来る人に教えてもらうことが重要だという話になりました。特にセキュリティーソフトなどシニアには仕うことが難しいものを教えていくことが大切だと考えました。またインターネットをすることで危険なことに巻き込まれることがあるということを教える必要があり、原則自己責任で対処していかなくてはいけないことも伝えないといけないと話しました。そのため、セキュリティーソフトなどを使って自ら制限をかけることや、お金や身分に関するサイトを閲覧することを控えるようにするが必要だと伝える必要があると考えました。
  しかしインターネットが怖いと思うのなら、強制することなく使わないという選択を選んでもいいという話もしました。
 
 
○第四グループ:『著作権を守ろう』キャンペーン案をつくる
  著作権のことを知らない人たちが多くいる中で、著作権そのものの理解と問題点、良い事、悪いことを小さいことから教育していく必要があると、やってはいけないこと、それがどうしてやってはいけないことなのかをを教える必要があると考えました。
  普段の生活の中で、CD・MDを他人に渡すことや携帯電話の着うたをコピー・配布してはいけないことなど、どこまで許される範囲なのかを考えてもらう必要があると思います。この中で、「ディズニーなどのキャラクターが著作権に守られているのかを教えるのはどうするのか」や、「著作権があるものなのか、ないものなのかを判断しづらいものがあって困る」など、難しい問題を議論しました。
  著作権を守らせるキャンペーンの内容については、学校で著作権の授業を行うことや、専門用語、例えば公衆送信権などを分かりやすい例えを使い表現したり、芸能人がネタ・セリフなどにも著作権があるんだと言うCMを放送するなど、様々なキャンペーンを考えました。