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情報セキュリティ 詳細

2009年2月27日 |プロジェクト
NPOの為の情報セキュティワークショップ2009 14
「セキュリティ対策ソフトが役に立たない!? ボットウィルスの現状とその対策」

内 容/
ボット(BOT)は、一般ユーザのコンピュータに入り込み、外部からの指令によって、個人情報を密かに取得、迷惑メールを送信、他のコンピュータへの DOS攻撃、ウィルスのばらまきなどを行うコンピュータウィルス。通常のウィルスと同じように、メール添付ファイルの開封、Webでのクリック、Webの閲覧、インターネットへの接続、USBなどの外部メモリの挿入などで感染する。ボットらしさは、外部からIRC(チャット)機能を通じてコントロールされるであることである。外部との交信機能によってボットは姿を変えることもあり、セキュリティ対策ソフトで検索できない場合も報告されている。
ボット対策には、サイバークリーンセンターが無償で提供している駆除ツールを使う、ブロードバンドルータを利用するなどが推奨されている。ブロードバンドルータは、NAT機能によって外部から内部のパソコンへ直接アクセスできにくくするからである。市販されているセキュリティ対策ソフトでも、ボット駆除ができるようになっている。
ユーザができることは、通常のウィルス対策と同様にOSのアップデートを行い、ウィルス対策ソフトを導入し更新することがまず第一である。

反 応/
・ ボットウィルスの動きをみると、ゲームやチャットで日常的に使われる機能が悪用されている。害ある部分を特定し削除することが対策であるが、その部分が次々と姿を変える傾向があるので、完全な対策はむずかしいのではないか。
・対策ソフトの導入の必要性は認知されてきた。その一方更新の必要性はまだまだである。
・就労に備えてPCを勉強している生活保護者にとって、セキュリティ対策ソフト購入は敷居が高い。(←イーパーツでの支援を検討中)

開催日程
2009年2月27日(金)18:45〜20:45
開催概要

主催/ NPOの為の情報セキュリティ2009実行委員会、イーパーツ
場所/ 世田谷区三軒茶屋キャロットタワー3F市民活動支援コーナー
参加費/無料
参加者/ 市民活動団体14名

申し込み方法


出演者プロフィール

やすだなお氏(サイバー大学IT総合学部 教授、JNSA主席研究員)

その他

備考/ 講座修了後懇親会にて熱い議論がなされました。