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市民・市民活動の情報化支援 詳細

情報を考えるシリーズ 詳細

2018年7月 3日 |
イーパーツ活動報告会2018「市民活動とAI」~人工知能を活動にどう活かすか?~

市民活動とAI



AI(人工知能)は、その発展はめざましく、将棋や囲碁、チャットでの問い合わせ対応、画像分析など様々な分野で活用されています。市民活動はAIをどう使うのか

AIのメリットデメリットを専門家がやさしく解説し、その上で非営利組織の専門家と共にAI利用のの可能性を探ります。

開催日程
2018年8月6日(月)15時00分〜17時30分
  
開催概要
主 催 / 認定NPO法人イーパーツ
会 場 / 大塚商会 本社ビル2階会議室
      (東京都千代田区飯田橋2-18-4、JR総武線「飯田橋駅」東口 徒歩6分)
対 象 / 寄贈プログラムおよび市民活動とAIについてに関心をお持ちの
      非営利組織や企業のご担当者様
定 員 / 60名
参加費 / 無料
      ※報告会および講演資料をご希望の方は別途500円お願い致します。
      ※2017年度ご寄付等でご支援頂いた方は資料代は無料でございます。
申し込み方法
終了しました
プログラムスケジュール
下記のスケジュールおよび登壇者を予定しております。
○2018.8.6(月)
・14:30      開場
・15:00〜15:30  第一部 イーパーツ2017年度の活動報告
            イーパーツ常務理事・事務局長 会田和弘

・15:30〜17:15  第二部 講演&パネルディスカッション「AIを市民活動にどう活かすか?」
            「AIは何かできるの?」「私たちも使えるの?」
            その活用例から非営利活動におけるAIの活用の可能性を探りたいと思います。

           講演①「AIで何ができるの?」(20分)
            専修大学ネットワーク情報学部 准教授 沼 晃介氏
            ・AI技術の具体的なサービスは?
            ・どのようにすれば利用できるの?
            ・今後AI技術はどう進むのか

           講演②「AIの安全性」(20分)
            東京電機大学総合研究所特命教授・サイバーセキュリティ研究所長
            佐々木良一 氏
            ・AIが社会に広く導入されることで生じる危険性(仮)

           講演③「AIさん、これできる?〜市民活動団体の立場から」(20分)
            認定NPO法人市民活動センター神戸理事・事務局長 実吉 威 氏
            ・市民活動団体が人材不足等で慢性的に抱えている課題について

           パネルディスカッション「AIを市民活動にどう活かすか?」
            講演①〜③登壇者
            東京大学大学院AI専攻 犬塚眞太郎 氏
            東京大学大学院AI専攻 永野雄大(イーパーツ)
            ファシリテータ:会田和弘(イーパーツ)

            質疑応答 10分

・18:00頃〜    懇親会
           大塚商会社員食堂「大塚倶楽部」VIPルームにて立食の懇親会(無料)
出演者プロフィール
●沼 晃介
専修大学ネットワーク情報学部 准教授
1979年12月石川県金沢市生まれ。
横浜国立大学教育人間科学部マルチメディア文化課程卒業、総合研究大学院大学情報学専攻(国立情報学研究所)博士課程修了。東京大学先端科学技術研究センター特任研究員、多摩美術大学情報デザイン学科非常勤講師、情報系受託研究開発の個人企業経営などを経て現職。
ウェブ工学、人工知能、ユーザインタフェースの研究に従事している。特にコミュニケーションや知的活動、表現活動を支援するメディアと技術に興味を持つ。
ウェブサイトURL http://numa.jp/

●佐々木良一
東京電機大学教授サイバーセキュリティ研究所所長。情報処理学会コンピュータセキュリティ研究会顧問。国立情報学研究所客員教授。元内閣官房情報セキュリティセンター情報セキュリティ補佐官、マイナンバー「情報連携基盤技術ワーキンググループ」座長などを歴任。著書に「インターネットセキュリティ入門」 (1999 岩波新書)、「ITリスクの考え方」(2008 岩波新書)他、 共著に「ITリスク学」(2013 共立出版) など多数。2002年5月よりNPO法人イーパーツ代表理事。

●実吉 威(じつよしたけし)
認定NPO法人市民活動センター神戸(KEC)理事・事務局長
公益財団法人ひょうごコミュニティ財団代表理事
大学卒業後バブル期の金融機関に勤務したが、会社を辞めてもフリーターで十分やっていけると能天気に考え2年で退職。京都美山町の山寺で暮らしながらバックパッカーとしてアジア・アフリカを旅行。4年ほどフリーター暮らしをしていた1995年1月、阪神・淡路大震災に遭い、直後にボランティアとして神戸に入る。当初は短期のボランティアのつもりだったのが気がつけば23年。NPOによるまちづくりを職とするようになってしまった。相談・研修などのNPO支援、ネットワーキングに力を入れてきたが、東日本大震災の少し前から市民参加のツールとして「寄付」の可能性に着目、多くの仲間と「ひょうごコミュニティ財団」を設立し、寄付文化の醸成に注力している。

●犬塚眞太郎
東京大学大学院情報理工学系研究科に在学中。
ディープラーニングを用いた自然言語処理の研究に従事。リクルート,メルカリ,DeNAでのインターンシップ経験あり。現在クックパッドの研究開発部でインターンシップ中。

●永野雄大
東京大学大学院情報理工学系研究科に在学中。
ディープラーニングを用いた画像変換や医療用画像解析、神経科学を利用した画像生成などの研究を行っている。現在まで4社の企業でディープラーニングのインターン実務経験あり。2014年よりイーパーツに学生スタッフとして参加。

●会田和弘
認定NPO法人イーパーツ常務理事・事務局長。東京電機大学サイバーセキュリティ研究所研究員。千葉大学工学部非常勤講師、成蹊大学理工学部非常勤講師。
セキュリティ双六「せきゅろく」や情報セキュリティ教育などを通じて非営利組織の情報化を支援を行っている。著書に「情報セキュリティ入門 改訂版」(2014 共立出版)、共著に「インターネット上の誹謗中傷と責任」(2005商事法務)、「Web標準教科書」(2013 翔泳社)他

(敬称略)
その他
◆本プログラムの論点について

AIを市民活動にどう使うのか

もし非営利活動に長く携わった方のノウハウを、AIによって他の人たちが広く活用できるようになれば、非営利活動の質が向上するだけではなく、非営利組織の働き方も改善されると思われます。
かと言って、活動のすべてをAIに頼るというのではなく、AIの得意とするところはAIに任せ、人しかできないところに重点的に人間が関わっていくこととなるでしょう。

AIを上手に使うには、私たちがAIについてよく知る必要があります。 そこで、今回は「AIは何かできるの?」「私たちも使えるの?」などAIの初歩を学ぶと共に、その活用例から非営利活動におけるAIの活用の可能性を探ります。


  • AIは何かできるの?
  • 私たちも使えるの?
  • AIはどこまですすむ?
  • AIって大丈夫?
  • AIで解消してほしい市民活動のお悩みはこれ!
  • AIで市民活動は変わるかも
  • AIとの上手な関わり方は?



◆イーパーツの活動について

イーパーツは、2001年よりNPOの情報化支援として、リユースPC・プリンタを中心とする寄贈プログラムを実施しております。その中で、PCのクリーニングやOSのインストールを発達障がいのある方々の社会参加の場とする試みも実施しております。
また、地域の中間支援組織と連携し、クラウドの利活用、テレワークの推進、情報セキュリティに啓発など非営利組織の情報化支援を中心に活動おります。